目的によって賢く使い分け

バス料金に差が生じる理由

子供

夜行バスは旅行やビジネスの出張の足として多くの方に利用されています。
かつては若い世代を中心にした男性に人気でしたが、最近では豪華仕様の夜行バスの登場や快適性が向上した事もあって、客層にも変化が現れてきています。
シートでテレビが見られたり、アメニティが充実していたり、カーテンで仕切る個室タイプがあったりと、女性客や中高齢者の間でも評判を呼んで利用者が増えています。
しかし、夜行バスの人気の理由は何と言っても利用料金の安さにあります。
飛行機や電車など、他の公共交通機関と比べてもその安さは魅力です。
夜行バスを初めて利用してみようとする方はこの安さに惹かれての事が多いのですが、同一区間のバスでも料金に差がある事に気づくのではないでしょうか。
例えば人気路線である東京〜大阪間には複数のバス会社が競合して乗り入れていますが、各社マチマチの料金を設定しています。
では、なぜ同一区間なのに料金にこのような差が生じているのでしょうか。
その大きな理由は夜行バスの設備の差にあります。
特に大きいのがシートタイプによるもので、個人のクリアランスを大きく取った2列シートは当然高くなります。
一番安いのが一般的な4列シートですが、2列シートと4列シートでは2倍以上の価格差が見られます。
その他の理由としては、乗車日が平日か週末、もしくは祝日・祝前日なのか、繁忙期か、そうでないかによって料金は大きく違ってきます。
一番安い料金の平日の相場が2.500円だとしたら、週末は4,500円、繁忙期は6,000円と、旅行客や帰省客で混み合う時期はどうしても料金が高くなります。
クラブ旅行や出張の交通費を抑えたい時は4列シート、デートの時には優雅に2列シート、最安値の平日に出発、最安値の日に帰着、等々の工夫が出来るのも夜行バスが人気の理由かも知れません。

急ぎの時に便利

ウーマン

夜行バスが人気なのは、夜の眠っている時間を有効活用できるからです。
夜行バスはその名のとおり、深夜でも走行しています。
乗車客はその間、車内で寝ていてももちろん構いません。
つまり、寝ている間に目的地まで運んでもらえるという利点があります。
特に、夜の寝ている時間を有効活用したいという人にお勧めの移動法と言えるでしょう。
夜行バスを利用する人の多くは、時間を有効活用したい人です。
例えば、金曜日に仕事が終わってから乗り込み、車内では寝て、朝には実家に到着するというような使い方をする人も多くなっています。
これなら帰省もとても楽です。
土日を丸々、実家で過ごすことができます。
また、スキー旅行をしたい時に夜行バスを利用する人も多くなっています。
これもまた帰省の時と同じような理由です。
深夜に走行し、朝にはスキー場に到着することになるので、その日は朝からスキーを堪能することができます。
少しでも時間を無駄にしたくないのなら、移動手段をよく考えてみましょう。
もちろん、深夜に移動する方法は他にもあります。
車を運転して目的地に朝方、到着するようにすればいいのですが、これでは運転をする人が疲れてしまいます。
寝ずに運転するという手間もかかります。
その点、夜行バスならバス会社の運転手が交代制で乗車してくれるので安心です。
それに、旅行で利用するにしても、夜行バスなら荷物をたくさん積むことができます。
この点も安心です。
そして、費用が安いという点も人気の理由と言えます。

気をつけたいバスの選び方

玩具の乗り物と人形

眠っている間に目的に着いてしまう夜行バスは、朝から時間を有効活用できるとあって観光客やビジネスマンに大人気の移動手段です。
その上、他の交通機関と比べて料金が安く、旅行目的なら浮いたお金をお土産代や飲食費に回せるのも大きな魅力の一つです。
周囲のそんな評判を見聞きして、私も利用したいと考えている方も少なくないはずです。
しかし、何事も初めての体験には不安が付きまとうものです。
ここでは夜行バスの選び方、気をつけたい事などを考えてみました。
夜行バスは料金の安さが魅力ですが、料金は次のように変わってきます。
一番安いのは平日の4列シートを利用した時です。
平日は、休前日やお盆、ゴールデンウイークなどの繁忙期に比べると料金は格段に安くなります。
その中でも安いのが4列シートで、これは一般的な観光バスにあるシート配分を想像してもらえれば分かります。
安い分、隣との距離が近く、夜間などプライバシーが不安に思う方は向いていませんが、最安値で移動できるならと割り切れる方には適したシートといえます。
割高になりますが心配な方は周囲に余裕のある2列シートや、最近では個室タイプの夜行バスも登場しているのでこちらを利用しましょう。
車内への荷物の持ち込みは、あるバス会社では重量は10キロまで、サイズは30×30×30の合計90?の範囲となっています。
これは飛行機の機内持ち込み可能な手荷物とほぼ同じとなっています。
これらを超える荷物、ゴルフバックや大型トランクなどはトランクへの別収納となります。
夜行バスでは普段とは違う姿勢で長時間過ごすため、体への負担を軽減するグッズがあると便利です。
例えば首を保護する空気枕などは空気を抜けば荷物にもなりませんし、価格も安いものなので用意しておいて損はないでしょう。
アイマスク、耳栓などもあると便利です。
バス会社の方であらかじめ用意されている事もあるので事前に確かめておきましょう。